オリパ部が9月30日でサービス終了。コイン返金とカードの締切

オンラインオリパの「オリパ部!」が2026年9月16日、X上でサービス終了を告知しました。

終了日時は2026年9月30日(水)15時です。

今回の告知が先行事例と違うのは、資金決済法を根拠に有償コインの払い戻しと申請期限まで明記した点です。

一方で、すでに当てたカード(本商品)の扱いは告知に書かれていません

サービス終了の告知と、終了までのスケジュール

告知は公式Xアカウント(@oripabu_bucho)から、2026年9月16日16時に投稿されました。

投稿に添えられた2枚の案内文書には、終了日時・コインの払い戻し・問い合わせ窓口が記載されています。

終了の理由には触れられておらず、「突然のお知らせとなりましたこと」を詫びる一文が置かれています。

日程は次のとおりです。

日時起きること利用者側の動き
2026年9月16日(水)サービス終了の予告告知保有コイン・未発送カードの確認
9月25日(金)15:00コイン販売停止追加チャージはここまで
9月30日(水)15:00サービス終了未出庫カードの配送手続の締切
9月30日15:00〜11月30日(月)15:00払戻し申出期間公式LINEから払い戻しを申請
コインとカードで、締切も手続き先も別

コインの払い戻しは終了後でも申請できますが、カードの配送手続はサービスが止まれば手段そのものがなくなります。急ぐのはカードのほうになります。

なお、公式サイトのお知らせ欄は2026年9月17日時点でも「オリパ部!リリースしました!」(2026年3月13日)のままで、終了の告知はXにしか出ていません。

未使用の有償コインは払い戻される。対象と申請方法

告知では、払い戻しの根拠として次のように書かれています。

資金決済に関する法律第20条第1項に基づき、サービス終了時に保有している「コイン」につきまして、払い戻しを実施いたします。

コインのように前払いでチャージして使う残高は、法律上「前払式支払手段」にあたります。

同法第20条第1項は、前払式支払手段の発行者が発行業務をやめる場合に、未使用残高の払い戻しを義務づけています。

これは皇帝オリパのケースと対照的です。皇帝オリパは特商法表記で「換金・払い戻しはできない」としたまま終了日を迎え、残ったコインの扱いが最後まで示されませんでした。

対象になるコイン、ならないコイン

払い戻しの対象は、サービス終了時点でアカウントに残っている有償のコインです。

ログインボーナスやイベント等で無料配布されたコインは対象外と明記されています。

申請は終了後、公式LINEから

手続きは、サービス終了後にオリパ部公式LINE(lin.ee/ndVLvGD4)でユーザーIDと指定口座情報などを入力して申請する形です。

返金の経路は、コインを買ったときの支払方法で分かれます。

クレジットカードで購入保有コイン残高に応じた返金額を、原則として購入時のカードへ返金
コンビニ決済・銀行振込で購入指定口座へ日本円で振込(振込手数料は運営負担)
申出期間2026年9月30日15:00〜11月30日15:00
期間内に申出がない場合払い戻し手続きから除外される

カード会社の処理状況によっては、返金が反映されるまで時間がかかる場合があるとも案内されています。

メモ

申請しなければ何も戻らない仕組みです11月30日15時という期限は先に見えますが、終了直後に申請を済ませてしまうほうが安全です。

機種変更とデータ消去を止められている理由

告知は、返金が完了するまで機種変更に伴うデータ消去を行わないよう求めています。

あわせて、マイページから「ユーザーID」と「引き継ぎコード」のスクリーンショットを保存しておくことも案内されています。

申請時はユーザーIDでアカウントを特定するため、サイトが閉じた後にIDがわからなくなると払い戻しを受けられません。

当たったカードの扱いは告知に書かれていない

告知が扱っているのはコインだけで、すでに当てたカードの発送については一言も触れられていません。

そこで利用規約を見ると、第4条に次の2つの定めがあります。

登録ユーザーは、本商品を取得した日から起算して3日以内に、当社が定める配送手続を行うことにより、当該本商品の配送を受けることができます。期間内に配送手続が行われなかった場合、当社は当該本商品を当社所定数量のコインに交換します。

利用契約が終了した場合、登録ユーザーが保有するコイン、本商品その他本サービス内で保有する一切の権利は、利用契約終了時点で消滅するものとします。

つまり、カードを当ててから配送手続を取れるのは3日間だけで、放置した分はコインに変わります。

そのコインも、サービス終了時に残っていれば払い戻しの対象になる建て付けです。

問題は、9月30日15時の時点で「配送手続は済ませたが、まだ発送されていない」分がどうなるかです。

特定商取引法に基づく表示では、配送手続が行われた本商品は原則として10日以内に発送するとされています。

9月20日を過ぎてからの配送手続は、表記どおり10日かかった場合に発送がサービス終了日をまたぐ計算になります。

終了後も発送業務を続けるのかどうかは、告知でも規約でも説明されていません。

カードは「当てたまま」にせず、先に配送手続へ

未出庫のカードがあるなら、コインの払い戻しより先に手をつけてください。手元に確定している当選分から順に配送手続を出しておけば、終了日をまたぐリスクを小さくできます。

運営会社は株式会社Rill Banquet。リリースから約6か月半

特商法表記に記載されている運営情報は次のとおりです。

公式サイトoripabu.jp
運営会社株式会社Rill Banquet
代表者岡部幹太(特商法表記の記載)
所在地東京都渋谷区渋谷1-11-1 ヒューリック渋谷美竹通りビル4F
古物商許可東京都公安委員会 第308772521874号
連絡先support@oripabu.jp/03-6418-2475(平日10:00〜19:00)
発送時期配送手続から原則10日以内

国税庁の法人番号は7011001173133で、法人番号の指定日は2025年10月28日です。

利用規約の制定日は2026年2月1日、公式サイトのお知らせによればサービスの公開は2026年3月13日でした。

法人番号の指定からおよそ11か月、サービス公開からはおよそ6か月半での終了ということになります。

終了告知の末尾に置かれた差出人は「株式会社Rill Banquet 代表取締役 土田佳武」で、特商法表記に載っている代表者名とは別の氏名です。

理由は説明されていません。払い戻しの窓口は公式LINEに一本化されているため、実務上の影響は現時点では見えていません。

直前まで通常運営だった。9月10日のガチャ中止から6日

公式Xの投稿を時系列で並べると、終了告知の直前まで新しいガチャの宣伝が続いていました。

8月28日には「限定1口・1回7,000円」のガチャを9月11日に出すと予告し、9月3日から9月8日にかけて繰り返し告知しています。

流れが変わったのは9月10日20時の投稿です。

明日9月11日(金)18:00よりリリースを予定しておりました「1/1・還元率300%OVERガチャ」につきまして、諸般の事情により、急遽リリースを中止させていただくこととなりました。

このガチャ中止から6日後に、サービス終了の告知が出ています。

中止の理由と終了の理由は、どちらも「諸般の事情」以上の説明がありません。

なお、9月17日時点でも公式サイトでは複数のガチャが販売中で、コインの購入も止まっていません。停止は9月25日15時の予定です。

「飛んだ」オリパとは分けて考えられる

オンラインオリパの終了と聞くと、当選品が届かないまま消えた事例を思い浮かべる方もいると思います。

現時点で表に出ている情報を見る限り、3件の状況は次のように分かれます。

爆劇オリパ(2026年6月)皇帝オリパ(2026年8月)オリパ部!(2026年9月)
告知のタイミング発送が滞った末に突然終了終了日の約4週間前に予告終了日の2週間前に予告
残高の扱い案内なし消化用ガチャを公開予定と案内有償分を払い戻すと明記
当選品の発送対応できないと明言終了日まで通常どおり利用可告知に記載なし
運営主体個人名義法人・古物商許可あり法人・古物商許可あり

爆劇オリパは、当選済みの景品にも対応できないとしたことで強い反発を招きました。

「オリパ部!」はこれとは異なり、法定の払い戻しに言及し、返金方法と期限まで示した状態で終了日を迎えようとしています。

トレカプロ編集部トレカプロ
編集部

終了の告知としては、公開されている3件のなかでは整っている部類です。残る空白はカードの発送で、ここだけが利用者側の自衛に委ねられています。

9月30日15時までにやることチェックリスト

優先度の高い順に整理すると次のようになります。

  1. マイページで、当選済みかつ未出庫のカードがないか確認する
  2. 未出庫分があれば、9月20日ごろまでに配送手続を出す(原則10日以内の発送表記から逆算)
  3. ユーザーIDと引き継ぎコードをスクリーンショットで保存する
  4. 保有コインの残高と、購入履歴の画面も保存しておく(返金経路が支払方法で分かれるため、支払方法の記録も要る)
  5. 9月30日15時を過ぎたら、公式LINEから払い戻しを申請する
  6. 返金が終わるまで、機種変更に伴うデータ消去は行わない

告知の投稿や特商法表記のページも、ウェブ魚拓などで残しておくと、後から参照しやすくなります。

Q1

残ったコインは返金されますか?

A1

回答

未使用の有償コインは払い戻すと告知に明記されています。

ログインボーナスやイベントで配布された無料コインは対象外です。

Q2

当たったカードは届きますか?

A2

回答

終了後の発送対応について、告知でも規約でも説明されていません。

特商法表記では配送手続から原則10日以内に発送とされているため、9月20日ごろまでに手続きを済ませておくのが安全です。

配送手続を取らないまま3日が過ぎたカードは、規約上はコインに交換されます。

Q3

いま追加でチャージしても大丈夫ですか?

A3

回答

コインの販売は9月25日15時までです。

未使用のまま残った有償分は払い戻しの対象になりますが、返金は申請してから振り込まれるまで時間がかかります。

サービス終了までに使い切る前提で判断してください。

Q4

「オリパ部!」は詐欺だったのですか?

A4

回答

現時点でそう判断できる事実は確認できていません。

終了日が2週間前に予告され、有償コインの払い戻しも法令を根拠として案内されています。

運営は法人格を持ち、東京都公安委員会の古物商許可も取得しています。

発送や返金をめぐるトラブルが表面化している状況ではありません。

まとめ。払い戻しはあるが、急ぐのはカードのほう

この記事の要点
  • 「オリパ部!」は2026年9月16日16時にサービス終了を告知し、終了は9月30日(水)15時です。コインの販売は9月25日15時に止まります
  • 未使用の有償コインは、資金決済に関する法律第20条第1項を根拠に払い戻されます。無料配布コインは対象外です
  • 払い戻しの申請はサービス終了後に公式LINEから行い、受付は11月30日15時まで。申し出がなければ手続きから除外されます
  • 当てたカードの扱いは告知になく、規約上は利用契約の終了で権利が消滅します。発送は原則10日以内の表記なので、9月20日ごろが配送手続の実質的な期限です
  • 運営は株式会社Rill Banquet(東京都渋谷区・東京都公安委員会 第308772521874号)で、サービス公開から約6か月半での終了です
  • 当選品に対応できないとした爆劇オリパとは異なり、返金の方法と期限まで示された状態での終了です

万一、発送も返金も止まったときの相談先は3つです。消費者ホットライン「188」、警察相談専用電話「#9110」、弁護士や法テラスになります。

カードで購入した分は、カード会社へのチャージバック申請もあわせて検討できます。

サービスの選び方や見分け方はオリパ詐欺の見分け方オンラインオリパのおすすめ・比較もあわせて参考にしてください。

本記事は2026年9月17日時点の一次情報(公式告知・利用規約・特商法表記)にもとづく整理です。