MEMBER

丸山 雄河

丸山 雄河 — トレカプロ株式会社 メディア運営担当
氏名丸山 雄河 / Maruyama Yuga
役職メディア運営担当
専門領域ポケモンカード(競技・コレクション)/ SEO・コンテンツ制作

プロフィール

ポケモンジャパンチャンピオンシップス2026の会場ロゴ前に立つ丸山雄河

早稲田大学教育学部を卒業後、戦略コンサル系の上場会社、営業支援会社にて、法人営業・マーケティング・採用・事業企画など、事業成長に関わる幅広い領域を経験。その後は個人でSEOを中心に、コンテンツ制作やメディア運営の支援に携わる。

現在はトレカプロ株式会社にて、記事制作を中心としたメディア運営を担当。10年以上にわたりポケモンカードの競技プレイヤーとして活動するとともに、ポケカバブル以前からコレクションを続けている。

ポケモンカードを始めたきっかけ

友人同士でカードを持ち寄って対戦する様子

もともとポケモンそのものが好きで、ゲームは『ポケットモンスター ルビー・サファイア』から始めました。それ以降、発売された本編作品は一通りプレイしています。

最初はストーリーを中心に楽しんでいましたが、対戦実況などを見るようになったことをきっかけに、ポケモン同士の相性や技構成、パーティの組み方を考える対人戦にも、次第にのめり込んでいきました。

ポケモンカードを始めたのも小学生のころです。当時は大会に出るような遊び方ではなく、友人同士でカードを持ち寄って対戦する程度でした。浜松町に当時あったポケモンセンターに親に連れて行ってもらって、そこでDP時代のパック「月光の追跡」を買ってもらったのを今でも覚えています。

ただ、いま振り返ると、そのころからカード同士のコンボを探したり、相性のよいポケモンを組み合わせたりしながら、自分でデッキを作ることに面白さを感じていたのだと思います。

当時は、ポケモンカードに本格的な競技シーンがあること自体を知りませんでした。中学生になり、Twitterでポケモンカードの情報を見るようになったことで、公式大会やカードショップのイベントが開催されていることを知ります。時期としてはXYシリーズのころで、そこから競技としてのポケモンカードにも少しずつ取り組むようになりました。

とはいえ、その時点ではほかのゲームや趣味、勉強などもあり、ポケモンカードへの熱量には波がありました。自分のなかでマイブームになっては少し離れるという時期もあり、本格的に競技へ取り組むようになったのは、もう少し後のことです。

本格的にのめり込んだのはGXスタートデッキのころ

TAG TEAM GX時代のカードを並べたプレイマット上の対戦の様子

ポケモンカードに本格的にのめり込む大きなきっかけになったのが、2018年に発売された「GXスタートデッキ」です。

500円で購入できる構築済みデッキがタイプ別に展開されるという、当時としてはかなり画期的な商品でした。

この商品の発売を境に、ポケモンカードを取り扱う店舗が一気に増えた印象があります。それまでは、カードショップでもポケモンカードを大きく取り扱っていない店舗が珍しくありませんでしたが、このころから専門店だけでなく、コンビニなどでも商品を見かける機会が急激に増えていきました。

現在のように、新商品が発売されるたびにどこにも売っていないという状況ではありませんでしたが、プレイヤーの数やポケモンカード自体への注目度が大きく変わった時期だったと思います。

Twitter上でリーリエのデッキシールドが話題になったり、「シロナ」のSRが注目を集めたりしたのもこの時代です。対戦で使うカードだけでなく、キャラクターやイラストを目的にカードやサプライを集める動きが広がり始めた時期でもありました。

自分自身も、こうしたポケモンカード全体の盛り上がりとともに、本格的に競技へ取り組むようになりました。

シティリーグや大型大会への参加

ポケモンジャパンチャンピオンシップス2026にCOMPETITORとして参加

本格的に始めてからは、シティリーグやチャンピオンズリーグ、JCSなどの公式大会に頻繁に参加してきました。

チャンピオンズリーグでは、目立った結果を残せたわけではありません。大会に出場するために福岡や名古屋まで遠征したものの、早い段階で負けてしまい、その後はほとんど観光や飲み歩きになったことも一度や二度ではありません。

それも含めて、いまではよい思い出です。

JCSにも出場経験がありますが、結果はぼろ負けでした。それでも、全国の強いプレイヤーが集まる大会に向けてデッキを考え、練習し、実際に同じ会場で対戦した経験は、自分のなかに残っています。

特に力を入れてきたのがシティリーグです。シティリーグはシーズン中に複数回開催され、成績によってJCSなどの大型大会につながるため、かなり真剣に取り組んでいました。

これまで大宮や矢向などの会場で参加し、優勝のほか、ベスト4やベスト8に入った経験も複数回あります。

競技に最も熱中していたのは20歳から22歳ごろですが、その後に完全に競技から離れたわけではありません。2026年シーズンのシティリーグでも、フーディンを軸にしたデッキを使用して優勝しています。

過去の経験だけでポケモンカードを語るのではなく、現在も大会へ参加し、実際の対戦環境やカードプールに触れ続けています。

デッキ調整と日々の練習

デッキを回して動きを確認する対戦練習の様子

大会前は、ほぼ毎日のように対戦練習を行っていました。対戦相手がいないときには、一人回しを繰り返しながら、デッキの動きや採用カードを確認していました。

環境で使われているデッキを一通り試し、それぞれの対面でどのカードを残すのか、どの順番で動くのか、どのタイミングで勝負を仕掛けるのかを詰めていきます。

大会の直前まで採用カードを入れ替え、数枚の違いを悩み続けることも珍しくありませんでした。

現在も、紙のポケモンカードだけでなく、時間があれば『Pokémon Trading Card Game Live』、いわゆるPTCGLをプレイしています。

実物のカードを用意しなくてもさまざまなデッキを試せるため、新しい構築の動きを確認したり、環境デッキとの対戦回数を増やしたりする際に活用しています。

紙の大会への参加とPTCGLでの対戦を並行することで、現在の競技環境を継続的に追っています。

ポケカを通じてできたコミュニティ

ポケカ界隈で知り合った友人とカードカフェにて

当時は、ポケカ界隈でネタ投稿を中心としたTwitterアカウントも運用していました。

大会の結果だけでなく、ポケモンカードに関するネタや日常を投稿し、それに反応が集まったり、投稿をきっかけに交流が生まれたりすることも楽しみの一つでした。

大型大会では、普段Twitter上で交流していた人と現地で初めて会ったり、大会の前後にその地域のカードショップで対戦したりする機会もありました。

交流はポケモンカードの対戦だけに限りません。ポケカ界隈で知り合った人たちとレンタルスペースを借りてボードゲームをしたり、ピクニックや花火大会をしたりと、ポケカとは直接関係のない遊びをすることも多くありました。

そこで知り合った友人とは、現在でもポケモンカード抜きで遊ぶことがあります。

ポケモンカードを始めていなければ出会わなかった人たちとの関係が、その後も続いていることは、自分にとってポケカを続けてきたなかで得た、特に大きなものの一つです。

自主大会や身内ルールでの対戦会の開催

仲間内の独自ルールで開催した対戦会の様子

公式大会に参加するだけでなく、仲間内で独自のルールを考え、レンタルスペースを借りて大会を開催することもありました。

なかでも印象に残っているのが、「テキーラポケカ」です。対戦中にサイドを1枚取るたび、取られた側がテキーラを飲むという仲間内の遊びで、ここ経由で出来た友人は今でも仲が良いです。

単に仲間内で遊んでいただけでなく、その後はレンタルスペースを借り、ルールや参加費を決め、実際に大会として開催しています。

参加者を集める際には、普段から交流していた人だけでなく、Twitter上で興味を持ってくれそうな人へ自分からDMを送り、かなり積極的に声をかけていました。

大規模なイベントではありませんでしたが、企画を考え、会場を用意し、参加者を集め、一つの遊びとして形にしていく過程も含めて楽しんでいました。

競技大会で勝利を目指すだけでなく、独自の遊び方を考えたり、そこから新しい交流が生まれたりすることも、トレーディングカードならではの面白さだと思います。

カードの収集と相場への関心

収集しているトレーナーズカード(マリィ)

競技に取り組む一方で、カードの収集や価格の動きにも自然と関心を持つようになりました。

当時は、現在ほど欲しいカードや商品がまったく購入できない状況ではありませんでした。ただ、学生で自由に使えるお金も限られていたため、デッキに必要なカードがいつ値上がりするのか、使わなくなったカードをいつ売るべきなのかは常に気にしていました。

投資目的というよりも、限られた予算で競技を続けるための死活問題だったという方が近いと思います。

現在では高額になっているTAG TEAM関連のカードも、当時は現役のプレイヤーとして遊んでいたため、比較的多く所有しています。

「マオ&スイレン」や「リーリエの全力」、「ソルガレオ&ルナアーラGX」などは、価格が上がることを狙って購入したものではありません。デッキで使用したり、好きなカードとして集めたりしていたものです。

また、「イーブイヒーローズ」のスペシャルBOXやカナザワ関連の商品なども、発売当時に定価で購入しました。

開封するのがもったいなくて、そのまま保管していた商品が、結果として現在の価値につながっています。将来の高騰を予想していたわけではないため、価値が上がったことは素直にうれしい一方で、以前のように気軽にカードや商品を購入できなくなった状況には、複雑な気持ちもあります。

これまでの歩み

ポケモンカード チャンピオンズリーグ2022会場にて(ザシアンパネル前)

トレカプロメディアに関わっている理由

ポケモンカード チャンピオンズリーグ2025会場にて(テツノイバラexパネル前)

トレカプロメディアでは、プレイヤー、コレクター、投資家のいずれか一つの立場に偏るのではなく、さまざまな視点からポケモンカードやトレーディングカードについて伝えていきたいと考えています。

自分自身、小学生のころのカジュアルな遊びから、公式大会を目指した競技、自主大会の開催、カードの収集、未開封商品の保管、価格変動まで、ポケモンカードのさまざまな側面に触れてきました。

現在もシティリーグなどの大会に参加し、PTCGLでも対戦を続けています。そのため、過去の経験だけではなく、現在の競技環境やプレイヤーが直面している状況も踏まえて情報を発信できます。

プレイヤーにとって価値のあるカードと、コレクターや市場から評価されるカードは必ずしも同じではありません。同じ商品について話していても、競技、収集、相場のどこを見ているかによって意見は大きく変わります。

だからこそ、どれか一つの価値観を正解として押しつけるのではなく、それぞれの立場から見た情報を整理して伝えることが重要だと思っています。

トレーディングカードについて調べた際、情報が錯綜していたり、知りたい情報にすぐアクセスできなかったりすることは、大きな不便です。

まずは必要な前提情報を誰でも確認でき、そのうえでプレイヤーやコレクター、カードの売買に関心を持つ人たちが、それぞれの視点から意見を交わせる状態が理想だと考えています。

これまで自分がプレイヤーやコレクターとして経験してきたことと、現在のカードや市場の動きを整理し、トレーディングカードに興味を持つ人が判断するための材料を提供すること。

それが、トレカプロメディアに関わっている理由です。

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